オ海で再びシケ続き
全道秋サケついに昨対割れ
前年に次ぐ終盤の失速 最終実績全道10万㌧台前半も
<2015.10.30日配信号>
後半戦、日本海側など一部地域によっては終盤に入っている秋サケ定置網漁は、オホーツク方面を主体に再び大シケが続き、先週末から今週半ばにかけてほぼ水揚げができない状態が続いた。網の確認にすら出られない浜も多く、例年にないほど不順な天候と強い波浪の影響でかなり効率の悪い稼動を強いられている。
良好な相場を背景にラストスパートをかけたいところだが、主力エリアでの断続的な操業が全道累計水揚げに直結。現在累計で9万6000㌧前後にまで来たが、ここにきての完全なペースダウンに伴って今週初頭の25日にはついに若干ながら昨年対比で下回る水準に転じた。
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