1月のチリギン搬入 近年最少の前年同月並み1万2千㌧にとどまる | 週刊サケ・マス通信

1月のチリギン搬入 近年最少の前年同月並み1万2千㌧にとどまる

1月チリギン 近年最少の前年同月並み1万2千㌧

=サケ・マス類輸入通関実績=

<2015.3.5日配信号>

平均搬入単価は過去最高値の689円にまで上昇

 財務省発表の通関統計に基づく1月のサケ・マス類輸入実績がこのほどまとまった。フィレ製品を含むサケ・マス総体の月間搬入量は約2万4000㌧、180億円となり、前年同月に比べて数量、金額ともに約1割の増加となった。シーズンを通して最も量がまとまる盛期を迎えたチリ産冷凍ギンザケ搬入は、近年最少となった前年同月に比べると約1割、1000㌧増えたものの、計1万2300㌧とほぼ前年並みに。一方、搬入単価はキロ平均689円と1月期としては過去最高値を記録、引き続き搬入縮小・価格高騰の傾向が続いている。
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