総括と展望―水揚げ不振、秋サケ浜値高騰の構図再び | 週刊サケ・マス通信

総括と展望―水揚げ不振、秋サケ浜値高騰の構図再び

サケ漁業2014総括と2015展望

水揚げ不振、浜値高騰の構図再び

<2014.12.26日配信号>

 道内主産地の水揚げ急落を受けて昨年の復調基調から一転、再び不漁、浜値高騰の構図となった今シーズンの秋サケ漁。震災の影響で厳しい見通しだった本州方面が健闘しているものの近年の不安定な生産動向が継続される形となり、それに伴い国産サケ・マスの供給量も大幅に縮小に向かう見通しだ。

サケ国際商材化の流れ加速、タイトな需給環境続く
 
graph 一方で流通に関しては製品の高値が顕著ながらも強い引き合いに支えられて国内外ともに総じて良好な流れをキープ。養殖物を主体とする世界的な鮭鱒類の供給減と高値に伴うタイトな需給環境を背景に、海外におけるサーモン需要の拡大と相まってさらに秋サケの国際化が加速した一年となった。難しい年となった本年を総括し、振り返るとともに来期2015年を展望する。
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 本号をもちまして年内の配信は終わりとなります。1年間のご愛読ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします。次号は1月9日の配信となります。

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