主産地漁切れで高値鮮明に
全道秋サケ漁獲金額450億円超える
<2014.10.28日配信号>
27日に発表となった道連合海区漁業調整委員会が集計した20日現在の全道秋サケ漁獲速報によると、漁獲尾数は2771万尾、金額は452億円の実績となった。10月入ってからの主産地を中心とした深刻な漁の伸び悩みに伴い、尾数は前年同期に比べて13%、400万尾強少ない水準にまで急落。
一方で総金額は3%減にとどめほぼ前年並みを維持。漁切れにより浜値の高騰傾向が鮮明となっており、メスは800円台、一部Bで900円台へと右肩上がりを続け、オスもここにきて300円台半ばにまで上昇。最終500億円の大台突破は確実な情勢ながら、急速な縮小に終盤の漁模様が心配される情勢だ。
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