「ぎょさい」こそ
秋サケ定置漁業の後ろ盾
=特集 漁業共済=
<2014.8.1日配信号>
世界的な魚食ブームや天然志向を追い風とする国内外の底堅い需要を受けて、今や国際商材としての地位を確固たるものとした道産秋サケ。昨シーズンは全道で12万トン台の水揚げと若干ながら復調に転じたが、依然として続く来遊の不安定傾向や深刻な地域間格差の拡大、さらには沿岸環境の変化、流通に目を転じれば魚卵製品の在庫過多など行方に影響を与えかねない課題はなお多く、今期も様々な不透明要素を抱えたままいよいよ今月末から本番を迎える。
積立ぷらすとのセット加入による手厚い補償が定着
北海道漁業共済組合(鎌田光夫組合長)はこうした情勢の中、今年度も事業運営の大きな柱となる秋サケ定置の積極的な「ぎょさい」加入促進を展開している。「積立ぷらす」との効果的なセット利用が浜の大きな後ろ盾として定着、漁業経営安定化のためには欠くことのできない手厚い補償を実現する「漁業共済」を特集する。
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