ヒネ動き鈍くイクラ新物消化進まず | 週刊サケ・マス通信

ヒネ動き鈍くイクラ新物消化進まず

ヒネ動き鈍くイクラ新物消化進まず

 <2014.4.18日配信号>

相場の下方修正が進むも
高値感払拭できず動き低調


 道水産物荷主協会が全国の大手荷受機関・商社筋に対して毎年実施している品目別販売アンケート調査の結果を基に、今週号では「イクラ」の流通動向を紹介する。昨シーズンの秋サケ水揚げ回復を受けてやや価格の下げがみられているイクラだが、依然として常態化する高値とヒネ物の動きの鈍さとが相まって歳末需要および年明け以降の流れも全般に低調ムードが色濃いようだ。

 秋の新シーズン本番までまだ間がある時期とは言え、少なかった昨年までとは一転して越年在庫をどこまで圧縮できるかが大きなポイントとなるのと同時に、販売強化に向けてはもう一段の下方修正を望む声が強い。1.販売の特徴2.改善要望3.今年の展望―の3点に関する主な回答要旨を掲載する。
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