サケは900万尾増の10億2830万尾
平成26年度の全道サケ・マスふ化放流計画
<2014.3.20日配信号>
施設整備に伴いオ海西部、日本海南部で資源底上げ
第20期第9回北海道連合海区漁業調整委員会が3月17日札幌市内のホテルで開かれ、平成26年度の全道サケ・マス人工ふ化放流計画について諮問され、原案通り答申された。今年度の秋サケ放流計画は全道合計で10億2830万尾となり、資源の底上げを目的とした施設整備による増殖体制の拡充に伴い、前年度計画に比べてオホーツク海区西部地区で500万尾、日本海区南部地区で400万尾、全道計900万尾の増加となった。
カラフトマスはオホーツク海区を軸に前年度計画と同数の1億3590万尾を放流。サクラマスについては日本海を中心に755万5000尾の放流計画で全体の増減はないが、沿岸資源の回復を見据えて昨年度までの池産系種卵からそ上系種卵を主体とした稚魚・幼魚生産にシフトすることでこれまで分割していた放流計画を一本化した。
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