サケ消費 生鮮品は前年並みを堅持
=総務省平成25年家計調査から=
<2014.2.21日配信号>
塩物は復調傾向、2年連続で伸び
総務省が毎年実施している家計調査の平成25年・年間最新結果が2月18日に公表された。全国1世帯当たり(2人以上の世帯)の品目別支出金額や購入数量などを調査するもので、国民の消費動向を探る指標となるもの。
これによるとサケの年間平均消費は、生鮮品で金額、数量ともに微減ながらもほぼ前年並みの水準を堅持したほか、塩蔵品は金額、数量いずれも2年連続で前年の調査結果を上回る数値を記録し、平成22年以来3年ぶりに年間支出が2000円台に乗るなど減塩志向の中で大きな健闘をみせた。
鮮サケ消費 札幌が6年ぶり青森を抜きトップ
若齢層を中心とした「魚離れ」が叫ばれて久しくなるが、サケについてはここ10年ほど一定の消費水準を維持しており、「日本人の国民食」の根強い人気ぶりを示す結果に。県庁所在地および政令指定都市別(H25年調査から神奈川県相模原市が追加され、調査対象都市数は合計52市に拡大)ランキングにして消費動向を探った。
(記事詳細については「週刊さけ・マス通信」本誌のご購読をお願いします)