「トラウトサーモン」の名称は可か否か
レストランメニュー偽装表示問題
<2014.1.24日配信号>
消費者庁ガイドライン案に業界団体反発
大手ホテル・レストランでメニュー表記されていた「芝エビ」が輸入の「バナメイエビ」だったことに端を発した一連の誤表示および偽装表示問題に際して、消費者庁が先月発表したガイドライン案に対して外食業界団体らが反発を強めている。食品表示に関する考え方や問題になる表示ケースなどをQ&A方式でまとめたものだが、「画一的な線引きで現場への配慮がない。さらに混乱を招く」との声が挙がっており、日本フードサービス協会などは独自の指針を制作する方針だ。
サケ・マス関連では「トラウトサーモン」が事例として紹介され、これを「鮭」や「サーモン」だと表示してメニューにすることは誤認表示になるとして「問題あり」と明記、波紋を広げている。
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